デニムの商品説明で「12oz」「14オンス」という数字を見たことがあると思います。あれは生地の重さで、そのまま厚みと硬さの目安になります。
ジーンズを選ぶときに、シルエットの次に効いてくるのがこの数字です。ここを知っておくと、写真だけでは分からない「穿いたときの感じ」がかなり読めるようになります。
オンスは「1平方ヤードあたりの重さ」
デニムのオンス(oz)は、生地1平方ヤードの重さです。数字が大きいほど、生地は厚く、重く、硬くなります。
ライト
ミッド
ヘビー
おおよその目安。8oz前後は柔らかく涼しいが型崩れしやすい。16oz以上は最初硬く、穿き込むほど自分の形になる。
- 軽い(8oz前後) — やわらかく、履き心地は楽。ただし生地が体に沿うので、シルエットは体型に左右されやすい
- 中間(12oz前後) — 厚みで形が保たれつつ、初日から動ける。年間を通して穿ける
- 重い(16oz以上) — 最初は硬い。穿き込むほど色落ちと形が自分のものになるが、慣らす時間が要る
Todrokiの生地は2系統ある
「Todrokiのデニムは○○です」と一言で言えません。フィットごとに生地が違います。
| フィット | 素材 | 重さ | ストレッチ |
|---|---|---|---|
| Slim | 綿98% / ポリウレタン2% | 12oz(ミッド) | あり(軽い) |
| Straight | 綿100% | 非公表 | なし |
| Wide | 綿100%(ローデニム・ワンウォッシュ) | 非公表 | なし |
| Regular(Classic) | 綿100% | 非公表 | なし(リジッド) |
オンス表記は Slim でしか確認が取れていないため、他のフィットには書いていません。分かっていないことを、それらしい数字で埋めることはしません。確認が取れ次第、商品ページに追記します。
12oz にストレッチを2%入れている理由
Slim の 12oz は、ミッドウェイトの中でも形が保たれる厚みです。細身のシルエットを、生地の力で立たせられる。
ただし厚い生地の細身は、そのままだと座ったときに膝が突っ張ります。ポリウレタンを2%だけ入れているのはそのためです。伸びて形が崩れるほどは入れず、動きの逃げ道だけを作る量に留めています。
だから Slim はジャストサイズで選んで問題ありません。ワンサイズ上げる必要はなく、細く見せたいならジャスト、ラフに穿くなら上を、という選び方になります。
綿100%・ノンストレッチは、選び方が変わる
Straight・Wide・Classic は綿100%で、伸びません。生地が逃げてくれないぶん、ウエストが1cm足りなければ1cm足りないままです。
中間の数字で迷ったときは、上のサイズを選んでください。ノンストレッチの生地は、穿き込むうちに体に馴染んで少しだけ動くようになりますが、寸法そのものが大きく変わるわけではありません。
Wide の Raw Arc はワンウォッシュのローデニムです。工場で一度洗いをかけてあるため、家庭での洗濯で大きく縮む段階はすでに終わっています。
「ポリウレタン」と「スパンデックス」と「エラスタン」
商品ページの英語スペックには 98% Cotton / 2% Spandex と書いてあります。一方、実物の品質表示タグには「綿98% ポリウレタン2%」と書かれています。
これは同じ繊維です。スパンデックス(アメリカ)、エラスタン(ヨーロッパ)、ポリウレタン(日本の家庭用品品質表示法上の呼び方)。呼び名が3つあるだけで、中身は同一のものです。
混率が違って見えるわけではないので、届いたタグの表記が商品ページと違っても、間違いではありません。
結局どれを選ぶか
- 初めての一本、毎日穿くもの → Slim(12oz・軽いストレッチ)。ジャストサイズで
- 綿100%の硬さと色落ちが欲しい → Straight。迷ったら上のサイズで
- シルエットで遊びたい → Wide。ワンウォッシュのローデニム
各商品ページの「Material」欄に、その型の素材・重さ・ストレッチの有無を書いています。サイズの選び方は 実寸表の読み方 のほうで詳しく扱っています。